お知らせ
できる人は靴がきれい
できる人は靴がきれいです。
写真のようなすり減ったカカトの靴を履いている人は
あまり知りません。
靴修理をやっていて靴がきれいな人は
礼儀正しい、気配りができる、地位が高い
そういう印象を受けるお客様が多いです。
いい人間か悪い人間かまではわかりませんが
できる人という先入観は外していないと思います。
ホテルマンやホステスさんなんかも
靴でその人を判断したりするそうな。
おしゃれは足元からとはよく言ったものです。
靴をきれいにするだけでその人の印象は変わります。
デジタル機器やスマートフォンみたいに
次々新しいものに乗り換える必要はありません。
靴は修理すればまた長く付き合うことができます。
あなたの印象も良くなるおまけもついてきます。
スタジオハンマーはモノを大事にするあなたを
サポートします。
紳士靴のカカト補修は1500円~
写真のような場合、
カカトの本体(革部分)まで削れていたので
本体の補修とゴムの交換で2500円となりました。
コーチヌメ革バッグ補修
今回ご依頼いただいたのは、コーチヌメ革バッグ色補修です。
経年変化で元の色が結構薄くなってしまっています。
あちこちにシミも確認できます。
ヌメ革を補色する場合は元の自然な革の風合いを
残すことがポイントです。
色を塗るというよりはもとの色を復元するイメージで
作業を進めます。
色を塗る感覚で作業を進めると
元の革の風合いを殺してしまい
安価な合成革やナイロン素材のような
いかにも安っぽい仕上がりになります。
あくまで補色という認識が重要です。
シミを完全に無くすことはできませんが
色を補うことで随分目立たなくなったかと思います。
スタジオハンマーの色の補修は
革の染色職人が使う染料、顔料を用いているので
革本来の風合いを生かした自然の仕上がりになります。
今回は
バッグ全体(外側)の色補修 4000円
となりました。
トリーバーチパンプスの補修
今回ご依頼いただいたのは、トリーバーチのパンプスの補修です。
パッと見た感じはそれほどダメージは無いようですが…
つま先部分はすれ傷が目立ちます。
色もところどころ剥げています。
カカトはもともとフラットなデザインなので
摩耗して甲革部分まで傷が入ってしまってます。
通常の靴修理の場合、傷や剥がれは近い色のシュークリームで補色します。
でもそれだけだと応急処置的な補修なので、すぐ色が落ちてきます。
スタジオハンマー独自の色補修、傷補修で
以下のようにリペアしました。
色の補修は革の染色職人が使う染料、顔料を用いて補色します。
色補修は元の色を再現するための色合わせが
とても重要です。色の調合にはたくさんの経験が
モノを言います。
約20年デザイナーだった私には色の調合は
楽しい作業です^^
傷の補修は企業秘密ということで…。
カカトも元より厚めのゴムを足して
補強しました。
完成です。
今回は
傷、色補修 2000円
ハーフソール 1500円
ローヒール交換 1000円
合計 4500円でした。